声と可能性
Power Of Voice
声の使い道を聞かれたら、どんなものが思い浮かびますか?
「発散」「調和」「伝達表現」etc. だいたいこの当たりは浮かびやすいかと思いますが、それ以外にもいろいろとあるのです。
また、「言霊」の力はいろいろな形で注目されていますが、言霊があるなら「音霊」もあるはず。
そう感じるようになってから、声の音色や味わい、ヒダ…そうした質感も注目するようになり、大切に感じながら歌ってきました。
ただ、声そのものが初めから自由に出やすかったか?というと、私はそうではなく、学生の頃は、頭の中で鳴る音のイメージと実際の声が追いつかない、そのジレンマや声の不安定さの狭間でもがきながら錯誤し、原理を見つけたく、ひとつずつクリアしてきました。
(さらにプロの現場では、リクエストに即座に応えられるスキルは必須なので)
歌という表現では、長年、大きなステージや大劇場から病院や学校、神社仏閣から森の中まで、さまざまな現場で唄わせて頂きながら、場やそこに息吹いているものたちの振動と振り幅、多様性、繊細さに気付かされては魅了されてきました。
ナビゲートの現場では、これまでのそうした体験、体系化できた響きのしくみ、感知が人より高い体質の3方向が活かされ、「突破口を探している方」「本来の自由な響きや体感を求めている方」「才能を更に輝かせたい方」の風穴となり、
年齢問わず、いつでも本来の姿を取り戻していけること、そこからまた新たなスタート!が始まっていくことを、たくさんの方から見せて頂いてきました。
響きには、ぬくもりやエネルギー、唯一無二といえる多彩な情報まで、様々なものが表れているのです。
そして、
「響き」として使う声の使い道、セルフケアへの応用、(人と人、人と動植物含めた生き物同士の)ノンバーバルコミュニケーション、生きとし生けるものがひとつだった感覚を思い出すことへもつながっていきます。
当サロンの引き出しから、あなたの扉が開くきっかけになるのは何でしょう?
新しい可能性も体験も、まだまだ私たちは秘めています。
感じる豊かさ、既にもっていた「響き」から新たな扉はいつでも開いていけます。
■コンテンツ/ステップ
【 声 】
<声という存在>
・声、という響きが表してくれているもの
・声の役割 とは?・伝える・発散・解放・調整・つなげる他
・無意識と印象への影響 ・無意識と感情・無意識の先の領域
<すべてのカギとなる“感知力”>
・声に注目したことはある?
・喉にFocus・喉からのサインを感じる・喉と向き合う
<声が生まれるしくみと各役割を見直してみよう>
・声を生み出しているそれぞれの担当(部位)と特性を知る
1. 声帯
2. 口内空間(共鳴腔)
3. 発音構成
4. 体との連動
5. 呼吸(胸式呼吸の特徴と効能 ・腹式呼吸の特徴と効能・どちらでもない呼吸)
6. エネルギーの巡り
<声に表れる癖やタイプとその背景>
・地声裏声という見方、声はひとつという目線からの見方
・裏声と言われるものにも、ヘッドボイスとファルセットがある
響きのお悩み例
・共鳴のアンバランスによる症状〜低音エリア
(例:・息漏れ ・こもる・平たいなど)
・共鳴のアンバランスによる症状〜高音エリア
(例:息漏れ・しっかりした音が出ない ・ひっくり返るなど)
<各症状に共通する 変容ステップ>
1. 声帯・共鳴腔・滑舌各エリアの状態をアジャスト(講師と)し、
自分自身でも知覚しながら、観察してゆく
2. 変化がおこる流れを強制せずに、誘導してゆく
3. 低音-中音-高音のバランスを取り戻してゆく
4. スムーズにつなげていくTOOLへ発展させてゆく
5. 曲やセリフ、日常会話など、現場でも応用できるよう、シフトしていく
<フローボイスへ。再現性を高めるステップ>
・Step1 :0ポジションを見つけてゆく
・Step2 :音を移動してもKEEPできるようにしてゆく
・Step3 :発音を上乗せして応用
・Step4 :バリエーションでの応用
・Step5 :本番や現場への応用
<パフォーマンス時のコツ>
・「内に感じているもの」を、音と言葉(歌詞)に反映する
・「抑揚」を無意識に彩り活かしてゆくコツ
・しぜんに生まれる「テンポ」と「間合い」
・相手に心地よく届く「距離感」
・「空間」の捉え方
・自然体で発揮するコツ
<成果へ影響するコンディション調整>
・意識から無意識への定着
・イメージング
・呼吸コントロール
・知覚を広げる
・空となる
・委ねる力
【 土台 】即興音楽×調律による
<体・エネルギー循環のサポート>
・身体の知覚UP / 可動域の広がり
・深いリラックスによる循環促進のサポート
・聴覚・視覚・触覚のアップデート
<日常生活への応用>
・すでにすべて備わっていた!それを活かし直すだけ
・さまざまな機微を感じとる
・共鳴の影響
・すべての音に顕れる「質感」への意識
・セルフケアへの応用
・即興音楽を使った、心身の開放
・即興音楽を使った、意識と無意識の狭間の体験
・身体表現を使った、全一致感体験(心・声・体・氣・動き)
*これらをクライアント様の状態とご希望に合わせた形でカスタマイズし、
毎回、新しい気付き又は変化を体験して頂けるスタイルでナビゲートさせて頂いています。